プロフィール

奥田 謙一

中小企業診断士 経営革新等支援機関

飲食コンサルタント おくだ・けんいち

飲食店に元気と笑顔を!

1967年京都市生まれ。たこ焼き屋からラーメン屋、創作居酒屋、また洋酒パブやバー等、さまざまな形態の飲食店経営、運営に携わって参りました。また、その経験・知識を活かして、食品メーカーで商品開発の仕事に携わって参りました。現在は中小企業診断士として、飲食店経営者の方へコンサルタント業務を行っています。
現場での問題解決に重点をおき、小さな街の飲食店の方を元気・笑顔にすべくご支援させていただきます。

最初に目指したのは

僕も飲食店をやりたい。

私がそう決心したのは、世間に今までにないキラキラしたお店が次々と現れた昭和の時代、私がまだ10代の頃のことです。私はそれまで外食などしたことがない環境で育ったためか、こんな素敵な世界があるんだと感動したのを覚えています。

当時私は、日本一面白いお店を作りたいと本気で考えていました。お客様も、スタッフもそこにいる人が皆笑顔になれる、そんな場所を作りたい。その思いは今も私のかかわる人皆を笑顔にしたいという想いにつながっています。

飲食店時代の失敗

売上は上がっても…

自分で言うのもなんなのですが、僕はお客様をつくること、物を売ること、
ひとを売り出すことが上手く、売上は常にトップ、いわゆるNo.1でした。

ただ、今と違って情報収集が簡単ではない時代でしたので、
新聞を読む、ニュースを見るなど積極的に行動しない僕は、
世間の流れからどんどん取り残されていきました。

いや、世間の流れに逆らって生きようとしていました。

過去の成功体験が忘れられず、同じスタイルを貫けばなんとかなると思い込む。
自分はできると勘違いする。

今でしょう!の林修先生が歴史上で負ける人の特徴として仰ってるのが、

情報不足
慢心
思い込み
ですが、まさしくその通りだったと思います。

さらにひどいのが、数字に弱い…。数字を見ない…。

売上は上がっても失敗するはずです。

本業は黒字でしたが、様々なことの失敗が重なり、会社をたたむこととなりました。

 

コンサル会社での気付き

コンサル業務を任された…

会社をつぶす際にお世話になった会計事務所の方に、
飲食店の運営、コンサル業務をする仕事を紹介していただきました。

この時点では、「もう一度飲食店を経営して再起を!」と思っていたのですが、
勧められるその流れに乗って始めたてしまいました。

会社をつぶしてアイデンティティが全く無い状態でしたので、
今までの自分の経験が活かせる、またそれで喜んでいただける、
というのはとても嬉しく感じました。

ふたたび、飲食業界に入ったころの、
「キラキラとした時間、空間の提供」がしたい!を思い出すことが出来ました。

当時は、まずコンサルする店の従業員の方々とコミュニケーションを取るために、
週に一度皿洗いで厨房に入ったり、ラストまで働いて飲みに行ったりしました。

どのお店も改善に積極的に取り組んでいただき、すぐに大きな結果を得ることが出来ました。

ITの得意な仲間と二人で始めたのですが、資本が要らず、固定費も少ない。
経験を活かしてお客様に喜んでいただきる「コンサルタント」というビジネスに
大きな手ごたえを感じました。

とは言っても、経験はあってもあくまで「勘」レベルでの助言でしかありません。

当時は「しくじり先生」なる言葉も無く、ただの「会社をつぶした水商売上り」でしかなかったのです。

中小企業診断士

もっと伝えやすく話ができるように…

今までした経験を体系的に整理したい。
本当の失敗の理由を知りたい。
ちゃんとマーケティングを学んでみたい。
一度きちんと勉強がしたい。自分に負荷をかけたい。

それをお客様の役に立てたい!

それまでに反省の意味もあり、簿記の勉強は始めていたのですが、
勇気をふりしぼって中小企業診断士受験のための1次通信講座を申し込みました。

当時は高く30万円以上したと思います。
もっとも最初は、受験する気は無く、勉強出来たら・・・と逃げる部分を残して・・・。

ただラッキーにも2年で1次試験が合格してしまい、
そのまま準備せずに受けた2次試験もそこそこの点数で。

また僕の悪い癖がでてしまい、「受かるかも!」と・・・。

そこから長い長い受験勉強の生活が始まりました。

週末は朝5時に起きて7時に勉強仲間と待ち合わせ、夜までずっと勉強。
当然、お酒も飲まず帰りの電車で立ちながら電卓をたたきながら帰る。

平日も仕事から帰って、食事をして30分睡眠をとったらそこから深夜まで勉強勉強。
こんな生活をその後7年ぐらい続けました。

もっとも家族に不幸があったり、仕事の状況で勉強に打ち込めない年もありましたが。

おかげ様でたっぷり勉強できたので、1次試験は毎年合格、
最後の2次試験は高得点で合格できたので、
その時にお世話になった、名古屋のAASって診断士の予備校で、
今も講師のお仕事をさせていただいたいます。

また、今コンサルタントで使うフレームワークや知識はこの時に得たものが多いです。

いろんな仕事を経験

お店にかかわる仕事もっと知りたい

中小企業診断士を本格的に目指す、コンサルとして生きていくということを自分に誓って、
さらにさまざまな経験を積もうと考えました。

まずは、苦手なIT。パソコン教室に通い、マイクロソフトのエクセルとワードの資格を習得しました。

また、先輩に誘わた不動産会社でリホームの仕事に携わりました。
飲食業に改築、改装はつきものなのでとても勉強になりました。

そして縁あって、大手コンビニチェーンの開発ベンダーで、
粉製品(そば・ラーメン・パスタ・焼きそば・お好み焼き・総菜)の
開発業務の仕事に携わることが出来ました。

この仕事は8年続けました。食に対する考え方も変わりましたし、
とても貴重な体験をさせていただきました。

コンサルタントとして独立

公的機関で実践

2016年4月中小企業診断士資格習得を果たし、
1年間の準備期間を経て独立開業いたしました。

運よく独立と同時に京都府よろず支援拠点という公的機関で、
コンサルティング業務を行えることになりました。

僕の担当は飲食業とサービス業。

また、商工会等の支援機関の専門家派遣で
飲食店のコンサルティング業務も行っています。

ぜひお話を聞かせてください

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