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空いた時間を人に貸す!

「店舗の空いた時間を人に貸す!」
これは、創業計画時だけでなく経営が悪くなってからも、よく聞く計画?でもあるのですが。

借りようとする家賃が高い。
「商品に自信が無い。売れるものがない。」などと考えて、
売上目標が高く出来ず、黒字の計画が立てられない場合に出る苦肉の策なのでしょうか。

「空いている、お昼の時間を友達に貸して、ランチを…。」

「空いている、深夜の時間に、知り合いにバーを…。」

「休みの日に、友達が日替わりでいろいろなお店を…。」
などなど。

最近は、シェアという考え方が流行り、上手くいっているビジネスも多いようですが。
例えば、カーシェアリングにルームシェア。シェアオフィスなど。

しかし、僕の経験では、お店をシェアされて上手くいった事例はあまり知りません。
最初から、そのようなビジネスプランを立てて、その仕組みを収益にするなら、話しは別ですが。

さっき言ったみたいに、苦肉の策の場合は特に・・・。

仮に、貸した人の商売が上手くいって、出ていかれたら、その人からいただいていた、収入はどうするのでしょうか?
また、上手くいかず撤退されたら?

その人は、投資が少ない分、撤退の決断も早いはず。

それ以外にも、いろいろとトラブルは多いです。

共有で使うお皿の扱いが悪い!

もっとお店をきれいに使って欲しい!

在庫を整理して!

最初に約束した時間を超過して営業してる・・・。
などなど。最初は上手く行くかも知れません。
けれど、1つのものを、2人で分けること、また、その調整するのは大変ですよ。

もし、どうしてもシェアしたいのなら、その人からいただく収入が無くても経営出来るようにすること。
起ったトラブルを解決し続ける、心と時間の余裕を持つこと。でしょうか。

だから、まずは自社だけで経営出来るビジネスプランを立てることが、重要!
考えることから逃げずに!

頑張って!
もう一歩です!!

飲食店コンサルタント・中小企業診断士 奥田 謙一
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