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コンビニエンスストアのM&A事例

フランチャイズ(FC)店において成立した事例
<事例の概要>
◆ 譲り渡し側:野原花子(仮)
・業種:コンビニエンスストア
・売上高:1億5000万円
・従業員:5名
・業歴:20年
◆ 譲り受け側:山田太郎(仮)
・業種:創業希望者
◆ 関与した支援機関:事業承継・引継ぎ支援センター
<中小 M&A の経緯等>
【意思決定に至るまでの経緯】
○野原は、コンビニエンスストアを20年間個人事業主として運営していたが、体調
不良もあり、引退を決意した。
○一方、従業員の雇用は継続したいと考え思案していたところ、事業承継・引継ぎ
支援センターからのダイレクトメール(DM)が届いたのをきっかけに、相談を決意し
た。
【成立に至った経緯】
○野原は、従業員をリードしてくれる経営者を希望しており、事業承継・引継ぎ支援
センターの「後継者人材バンク」を利用することとなった。
〇複数の譲り受け側候補の紹介があったものの、最終的には現在別会社で管理
職として辣腕を振るっている同地域在住の60代の山田への事業譲渡を決めた。
〇山田にとっても定年退職後の起業を考えていた絶好のタイミングであり、約1か
月でのスピード成約となった。
〇FC 本部にとっても事業継続は歓迎であったことも成約の後押しとなった。
【成立に至った後の経緯】
○野原は、長年の事業の負担から解放され、肩の荷を下ろすことができ、体調も快
方に向かった。野原の熱のこもった現場指揮の結果、離職した従業員もおらず、引
き続き同地区で親しまれ続けている。

中小M&Aガイドライン参考資料より引用

飲食店コンサルタント・中小企業診断士 奥田 謙一
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