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売上の上げ方5

2020年1月14日

今日は、前回の補足で「AIDMA」についてもう少しお伝えします。

「AIDMAの法則」とは、1920年代にアメリカで活躍したサミュエル・ローランド・ホールが

提唱した広告宣伝に対する消費者の心理的なプロセスのことです。

以前は、この「AIDMAの法則」が主流だったのですが、

最近は、お客様の購買行動が変わってきているので、

2004年に広告代理店の電通により提唱された、

「AISASの法則」という消費行動プロセスもあわせて検討することが必要になってきています。

最近、皆さんも初めての買い物する時、また、初めてのお店に行く時に、スマホ(ネット)で調べていきますよね。

やっぱり失敗したくないですからね。

 

そして、最後は、お客様の情報発信。

満足していただいて、宣伝していただく。

飲食店だったら、写真に強いインスタが主流ですよね。

食べログやぐるなびなんかで口コミを投稿するってこともありますね。

 

ですので「AISASの法則」はこんな感じです。

①その製品の存在を知り(Attention)

②興味をもち(Interest )

③パソコンやスマホで商品を検索して(Search)

④実際に商品を購買し(Action)

⑤商品の情報を共有する(Share)

 

「AIDMAの法則」との違いは、③と⑤ですね。検索と情報共有。

これがネット社会、SNSの時代なんですね。

そして③④⑤がループする。

この仕組みを作ることが大切と言われています。

 

では、簡単にご説明を。先ずは、検索について。

前回お伝えしたように、店内での注文時でしたら、検索行動はあまりしないかもしれませんが、

何かでお店の情報を得て(認知・興味)、を予約する時には、詳しく調べる(検索する)ことが多いですよね。

誰かと一緒に行くのなら、待ち合わせのために、お店の情報が分かるアドレスを送付したりもしますしね。

自然と一緒に行くひとたちは、知って(検索)してしまう。

(そーなんですよ。デートなんかでサプライズしたいときはちょっと困る・・・。近所で待ち合わせしてみたり・・・。)

だから、立派なホームページがなくてもいいので、検索されることに対応していないといけませんね。

まずは、無料で出来るグーグルマイビジネス登録はされて、情報を整備する。

これは必要かと思います。

それと、検索しやすい名前にすることも大切です。

ひねりすぎて、読めない漢字とかはハンデがありますね。

 

次に、情報共有について。

頼んでいただいた商品をネットにアップ(情報共有)してもらえるように商品開発する。

いわゆる、映える商品の開発。

もしくは、動画でアップしたくなる調理法や食べ方提案する。

こういった取組みは必要だと思います。

 

店外、店内に一緒に映りたくなるものを設置するのもいいですね。

先日淡路島に行ったんですが、インスタで淡路島って検索すると、

今日アップした画像が出てくるらしく、寒いのにこの場所で写真を撮りたい人が並んでました。

かく言う僕も・・・。

 

「AIDMAの法則」、「AISASの法則」どちらにしても、認知度を上げることは必要です。

後は、正しい情報を、来ていただきたいお客様に、正しく伝える。

これを意識して、取り組んで見て下さい。

 

自店で取組むのが難しかったら、お気軽にお問い合わせください。

お役に立ちますよ。

 

 

 

飲食店コンサルタント・中小企業診断士 奥田 謙一
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